気候変動教育
気候変動教育(Climate Change Education)
永田研究室では気候変動教育(Climate Change Education)の理論と実践の研究に取り組んでいます。
気候変動教育の論考としては次の論文や報告書が刊行されています。
- 「気候変動教育とは何か:地球温暖化を生み出した近代教育を越えて」『建築雑誌vol.131 No.1687』(日本建築学会、2016年8月号)
- 『気候変動と教育に関する学際的研究―適応と緩和のためのESD教材開発と教員研修―』(科学研究費補助金報告書、2018年)
- 『気候変動の時代を生きる:持続可能な未来へ導く教育フロンティア』(編著)山川出版社、2019年
- ‘Climate Change Education at the Asian Rural Institute: Attempts toward the transformation of values, behaviour and lifestyle’(Co-authors: Y. Oyanagi and W. Kanda) 2020.pp.2-11.[日本語版:「アジア学院における気候変動教育:価値観・行動・ライフスタイルの変容に向けた試み」(大柳由紀子、神田和可子との共著)12-29頁]『euodoo: Journal of Rural Future Study: 土に生きる未来学(アジア学院紀要)Vol.4』アジア学院、2020年
- 「気候変動教育の現在:国際的な動向および国内外の理論と実践」(『開発教育 第67号』特集「気候危機と私たち」)開発教育協会、2020年
- 気候非常事態宣言を出した自治体の気候変動教育に関する全国調査(速報版:2021年8月)
- 上記全国調査の最終報告
一般には、理科や地理等の教科で正しい知識を伝達する授業での実践が行われてきました。これにとどまらず、私たちは、学校などの組織全体でいかにして気候変動に取り組むかというホールスクールの課題や、知識のみならず、情動や正義感をどのように育むかなどの課題に学校現場と協働で取り組んでいます。