大学院進学を考えている方々へ

永田研究室では下記のトピックで大学院レベルの調査・研究を進めています。大別すると、2つの領域、つまり発展途上国と称される国々の「教育開発」に関する研究と、国内外の教育問題をどのようにして主に日本国内で教えたり、学んだりするのかという「開発教育」や「国際理解教育」「多文化共生教育」等に関する研究です。

「教育開発」は、貧しい途上国がいかにして教育を通して先進国のように豊かになるのかという伝統的な開発観を捉え直し、持続可能な社会につながる研究を目指しています。

  • 教育分野の国際協力(教育開発)に関する調査・研究
  • グローバル化の時代における国際理解教育の課題研究
  • 国際理解(他者理解)教育の実践研究
  • ESDの理論や政策に関する研究
  • ESDの実践研究(国内・海外)
  • ESDの(自己)評価システムの開発
  • オルタナティブな学びに関する理論・実践研究
  • 教育分野におけるホリスティック・アプローチに関する研究
  • サスティナビリティの思想・理論研究
  • レジリエンスの思想・理論研究
  • 被災地におけるレジリエンスと学びの研究
  • 気候変動教育(Climate Change Education)

これまでに永田が指導教員(主査又は副査等)として刊行した修士論文及び博士論文は次のとおりです。

  • 『日本におけるESD実践校の可能性と課題:ホールスクール・アプローチの視点から』(本学修士論文:主査)
  • 『伝統的な環境教育に対するESDの変容的学習の意義―スリランカの「セカンド・ライフ」を事例に―』(本学修士論文:主査)
  • 『ベトナムにおける持続可能な社会に向けた環境教育の課題と可能性―日本の優良実践校との比較を通して―』(本学修士論文:主査)
  • Non-Formal Education (NFE) for a Society’s Well-Being: A Special Focus on Women’s Empowerment at the Kesennuma Knitting Company in Japan(本学修士論文:主査)
  • 『暮らし全体で育む内発的なESD―タイの子どもの村学園を事例として』(本学修士論文:主査)
  • 『持続可能なコミュニティと自己変容をもたらす教育』(本学博士論文:主査)
  • 『国際協力における教育の質の諸課題:ラオスの教育開発に焦点を当てて』(本学修士論文:主査)
  • 『聴くことに根ざす国際理解教育の研究:音・ことば・からだの視点から』(他大学博士論文:副査)
  • Komakids - Design and Practice of Global Competence Program through Media Creation in Elementary Education
    (他大学博士論文副査)
  • 国際協力NGOによる「持続可能な開発のための教育(ESD)」の学習・実践論
  • グローバル化時代におけるE. F. シューマッハーの教育観の再検討 −シューマッハー・カレッジを事例として−
  • 現代社会における「人としての存在を深めるための学び」の意義 ―日本におけるシュタイナー教育を事例として―